アイスコーヒーを大量に作る方法【PASSIONEグラインダー】

2020/02/10

みなさんこんにちは! 宮崎ゆうです!

さて、ものすごく寒い季節がやってきました。

それなのに、わざわざアイスコーヒーを作ってみようと思います。大量に。

PASSIONEグラインダー

突然、企画が降ってきた

きっかけは昨年の11月。焙煎記事をひぃひぃ言いながら執筆していたとき、アントビーの担当者さんに突然声を掛けられました。

「弊社のグラインダーを使ったコラムの制作はご興味ございますか?」

わたしもライターの端くれです。興味ありますかって尋ねられたら「はい!」ってなるじゃないですか。というわけで、企画が動き出します。

一応解説しておくと、グラインダーとは要するにコーヒー豆を粉にする機械のこと。ミルと同じですね。丸いコーヒー豆をガリガリと削って粉にする器具です。そこにお湯を掛ければコーヒーの出来上がりです。

一気に10杯分を挽けるというハイスペック

いいじゃないですか、立派です。フォルムがセクシーです。

しかも説明書によれば、メモリの調節1つで1杯分から10杯分まで、豆の量を調整できるとのこと。

家庭ではまず使うことのない、10杯分。スペック高いなあ、どうしようかなあ……

届いてから、考えます。「今まで10杯分の豆を挽く機会って無かったなあ……」

いや、しかし。こんなハイスペックな物をいただいてしまったからには、10杯分のコーヒー豆を使う記事を書くしかありません。

だって、「いろいろ試したけれどオーバースペックで使いこなせませんでした」っていうのでは、ちょっとよろしくないじゃないですか。

せっかく読んでくださった方に申し訳ない。

でも普通に使っても、ただ便利なだけで記事としては面白くない。じゃあどうしようか、と頭を捻ります。

https://passione.jp/ec/products/detail.php?product_id=7

アイスコーヒーを自宅で作ってみよう

大量のコーヒー豆が必要で、しかも、ある程度日持ちさせられるものといえば。

相場はコーヒーゼリーかアイスコーヒーと決まっています。個人的な事情で申し訳ないのですが、最近太り気味なのでコーヒーゼリーは却下です。よって、アイスコーヒーをいっぱい作ってみることにしました。

これは1杯分。これを大量に作ります。わたしだって、本心では真冬の朝はホットコーヒーで目覚めたいんです。でも企画のためなら、数日間は頑張りますよ。しばらくは寒い部屋でアイスコーヒーを飲む生活が続きます。

工程1: 豆を挽いていく

まずはいつものように自家焙煎した豆を、PASSIONEコーヒーグラインダーに投入。後先考えず、メモリをMAXに合わせます。だって、そういう企画なので。

豆が粉砕される機械音とともに10杯分の粉がグラインダーから吐き出されます。

やってみて実感したんですが、ボタン1つで10杯分まで一気に挽けちゃうというのは魅力的です。

ご自宅で10杯分を挽く機会があるかは置いといて、ボタン1つのワンタッチ操作は日常的に助かります。

手回しだと、1杯挽くのもわりと負担ですよね。家庭用の電動グラインダーだとせいぜい3, 4杯分が限界ですし、意外と操作が面倒なものも多くあります。

でもPASSIONEはワンタッチなので、ポチッと押すだけでガガガっと粉が出てきます。

(粒の大きさが揃ってます。ちょっと失礼ですが、思っていたより断然キレイに挽けました)

工程2: 濃い目のコーヒーを淹れる

ホットコーヒーは基本的に、一度に大量に抽出してもいいことはありません。コーヒーはやっぱり淹れたてに限りますからね。

でも、アイスコーヒーなら大丈夫、数日間は香りそのまま楽しめます。

昔喫茶店で代理店長のようなお仕事をしていたとき、朝一番にやることはアイスコーヒーの仕込みでした。仕込みと言っても別に特殊なことをするわけではないです。アイスコーヒーの作り方は簡単。基本的には、ちょっと濃い目のコーヒーを淹れるだけです。10杯分のコーヒー豆で、大体7〜8杯分くらいを抽出すればOKです。

恥ずかしいくらい使い込んだ片手鍋に、ネルドリップの要領でコーヒーを抽出していきます。大量のアイスコーヒーを淹れられる容器が自宅に無かったので、やむなく片手鍋です。本当に自宅で記事を書いているので、見栄え悪いのは許してください。

こんな大きなネルを、まさか自宅で使う日が来るとは思いませんでした。ちなみに親指と人差し指を微妙にネルから離しているのは、熱くて持ってられなくなったからです。普通は専門の支柱のようなものでネルを支えるものなんですが、何せ自宅なもので……笑

工程3: 粗熱をとって、冷やす

あとは粗熱をとってから、鍋ごと冷蔵庫で冷やします。容器があれば移し替えればいいんですが、別に鍋ごとでもいいじゃないですか。でも、粗熱はきちんととってくださいね。他の食品に悪影響を及ぼしますので。それから蓋も忘れずに。

冷蔵庫の食品をぎゅぎゅっと左側に寄せて、余ったスペースにお鍋を突っ込みます。本当は2時間くらいでいいんですが、わたしは丸1日放置してしまいました。

大量のアイスコーヒーができた

じゃーん!

せっかく大量に作ったので、大きなカップで入れましょう。

家で一番大きな容器、コーヒービーカーを用意しました。メモリは500mlまでですが、たぶん600mlくらいは入るはず。

ここに氷を入れて、準備完了。

注いでいけば、完成! 美味しいコーヒーの出来上がりです!

ここで氷で薄まることも考えて、アイスコーヒーをつくる際には濃く淹れましょうね。

実はお手軽にできるアイスコーヒー、ぜひ1度試してみてください!

以上、宮崎ゆうがお送りしました。また次回をお楽しみに!

この記事の著者紹介

宮崎ゆう
宮崎ゆう
平成生まれのフリーライター、宮崎ゆうです。大学院修了後、民間企業勤務を経て独立。コーヒーと日々向き合い、コーヒーの記事を書いています。直近の目標はコーヒーを極めるためにエチオピアに行くこと。
カテゴリ:コーヒーコラム
| 投稿日:2020年02月10日 |
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