風邪をひいたらコーヒーを飲む?飲まない?

2019/11/27

突然ですが、風邪をひいていませんか。

気温が下がり、空気が乾燥してくると、周りのマスク率も上がってきます。

コーヒー好きは、風邪をひいても、いつも変わらずコーヒーを楽しみたいもの。

しかし、「風邪をひいたらコーヒーはダメ」と聞いたことはありませんか。

反対に、「風邪にはコーヒーが効く」との記事を目にしたことがあるかもしれません。

真逆の主張がある、風邪とコーヒーの関係。

風邪をひいたら、あなたはコーヒーを飲みますか?飲みませんか?

今回はその疑問について掘り下げてみましょう。

風邪と治療法

そもそも、風邪を直接治療する方法はありません。

風邪薬とされているものも、症状を和らげる対処療法です。

インフルエンザであれば、ワクチン接種で予防できます。しかし、風邪の病原体は200種類以上。そのため、風邪はワクチン接種で予防することができません。

風邪の基本的な治療法は、安静にして十分な睡眠をとることなのです。

コーヒーの効果

では最初に、「風邪にコーヒーは効く」の主張から見ていきましょう。

頭痛を抑える

コーヒーを飲むと頭痛がやわらいだ経験はありませんか。これは、コーヒーに含まれるカフェインが、交感神経を活性化する作用と考えられます。

風邪による頭痛の主な原因は、血管が広がって周囲の筋肉を圧迫すること。カフェインによる血管収縮効果で、頭痛がおさまると期待できます。

ただし頭痛の原因はさまざま。すべての頭痛にコーヒーが効く、というわけではないのです。風邪の頭痛には、コーヒーを少し飲んで様子を見るのがよさそうです。

喉を楽にする

風邪のひきはじめの喉のいやな症状を、コーヒーが和らげてくれることがあります。これもコーヒーのカフェインが交感神経を活性化するからです。咳やタンを抑え、気管支を広げるため、呼吸が楽になるのです。

粘膜を保護してくれるハチミツを入れたコーヒーも、喉を楽にしてくれます。

先日ハチミツを切らしていたため、メープルシロップをコーヒーに入れてみました。サラッとした味わいなので、粘膜保護効果は少し低いかもしれません。喉の痛みや咳はやわらいだと感じました。メープルシロップは多様なポリフェノールを含むので、体力の回復に効果があると期待できます。

発熱を抑える

コーヒーのカフェインによる交感神経の活性化は、ここでも効果をもたらします。血圧が上昇し発汗作用を促すため、発熱を抑えるとのこと。たとえホットコーヒーでも、身体を冷やす効果があるというのです。

一方、コーヒーは体温を上げるという説もあります。同じくカフェインの交感神経活性化が血行を促進することで、体温を上げるということです。

おそらく両方の効果があり個人差もあるため、一概にどちらと決めるのは難しそうです。風邪による発熱をコントロールすることを目的に、コーヒーをあえて積極的に飲む必要はないかもしれません。

利尿作用が風邪ウイルスの排出を助ける

コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があります。老廃物とともに風邪ウイルスを体外へ排出することを助けてくれます。

この点において、コーヒーは風邪に効く、ということができそうです。

コーヒーの逆効果

次に、「風邪をひいたらコーヒーは飲まない方がよい」という主張を見ていきましょう。

胃に負担をかける

普段はコーヒーが好きな人も、風邪をひいたときにコーヒーを飲むと、胃が荒れたり食欲が落ちたりすることがあります。風邪のときには消化のよい食事を心がけて、胃腸が弱っているかなと思うときには、コーヒーも控えめにした方がよいでしょう。

特に古いコーヒーは酸化しているため、胃に負担をかけてしまいます。風邪でもコーヒーを飲みたいときには、新鮮なコーヒーを選びましょう。

脱水症状になる

コーヒーのカフェインには利尿作用があるため、水分の体外への排出を促進します。そのため大量にカフェインを摂ると、脱水症状になってしまうという指摘があります。

一方コーヒーでは、多くの水分を摂ることもできます。実際、コーヒーの飲み過ぎだけで脱水症状になることは考えにくそうです。

ただしカフェインはコーヒーだけでなく、日本茶や紅茶、健康ドリンクにも含まれます。風邪薬にもカフェインが含まれます。

最近では、多くのカフェインを含むエナジードリンクの飲み過ぎによるカフェイン中毒がニュースになったことがありました。

風邪をひいたときには、コーヒーに限らずカフェインの多い飲みものを摂り過ぎないようにするのがよさそうです。水や白湯、スポーツドリンクなどを多めに摂るのがよいでしょう。

眠れなくなる

風邪を早く治すためには、よく眠ることが重要です。

しかしコーヒーに含まれるカフェインによって、交感神経を刺激し眠りにくくなることがあります。

特に普段からコーヒーを飲むと眠りにくいと感じる方は、風邪のときにはコーヒーを控えめにした方がよさそうです。

知っておきたい コーヒーと自分の体調とのいい関係

カフェイン耐性に個人差があるように、風邪のときにコーヒーから受ける影響も人によって差があります。コーヒーが体調に及ぼす影響も複雑なため、「コーヒーは風邪に効く」と「風邪のときにコーヒーはだめ」の両方の主張があるのですね。

「風邪をひいたらコーヒーを飲む?飲まない?」に答えるなら…

「風邪のときこそ自分の体調とよく相談」。

私の場合、風邪のひきはじめならやはりコーヒー。頭や喉が楽になるようにと、普段と同じようにコーヒーを飲んでいます。

大好きなコーヒーさえ飲む気がしないようなときは、相当身体が弱っている証拠。そんなときは暖かくして眠るのが一番。元気を取り戻してコーヒーが楽しめる時期をゆっくり待ちましょう。

風邪をひいたら、体調に合わせたコーヒータイムを。

どうぞお大事に。

カテゴリ:公式サポーター投稿記事
| 投稿日:2019年11月27日 |
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