全自動コーヒーメーカーの長所と短所を踏まえた選び方

2019/11/26

コーヒーメーカーを販売しているPASSIONE公式ブログ上で書くのは何だか少し忍びないのですが、

実は私、コーヒーメーカーにはちょっとした恨みがあります。

10年くらい前ですが、私もコーヒーメーカーを使っていました。

当時は大学生だったのでお金もなく、購入したのは量販店で叩き売りされていた2,000円くらいの製品です。

単純な作りなのに壊れやすく、淹れるコーヒーはすべからく美味しくないという最悪のコーヒーメーカーは、結局お蔵入りしてしまいました。

それ以降、コーヒーメーカーとは無縁の生活を送っています。

ただ、そんなものは遥か昔の話。もはや昔話に属する体験談のようです。

今回、全自動コーヒーメーカーについて調べてみましたが、すごく進化していて驚きました。

今回は、その驚きをみなさんと共有していきたいと思います。

全自動コーヒーメーカーが急速に普及している

コーヒーメーカーが美味しくなかったのは、遥か昔の話(それも私の脳内だけかもしれませんが)

今はすごく進化しています。

まず、コーヒーメーカーの普及量を見ていきましょう。

GfKジャパンによれば、コーヒーメーカーの国内販売数は右肩上がりだそうです。

(GfKジャパン「2016年3月9日(水)Press Release——コーヒーメーカーの販売動向」https://www.gfk.com/fileadmin/user_upload/dyna_content/JP/20160309_coffeemaker.pdf)

もっともこれは2016年時点での情報ですが、その後もコーヒーの国内消費量は高止まりしていることから *、コーヒーメーカーの販売台数についても引き続き堅調に推移しているものと思われます。

* 全日本コーヒー協会「日本のコーヒー需給表」http://coffee.ajca.or.jp/wp-content/uploads/2019/03/data01b_2019_03-1.pdfを参照。

意外だったのが、上記のGfKジャパンの調べによれば、コーヒーメーカーの全自動化が進んでいるということ(GfKジャパン,op.cit.)

コーヒーメーカーといえば粉のセットから始めるイメージだった私にとっては、少し意外でした。(粉を手動でセットするタイプのものは半自動といいます)

通常、家電はハイエンド製品の普及に伴い、機能を抑えたローエンド製品との二極化が見られることが多いです。

しかしコーヒーメーカーについてはその限りではないようです。

その理由はおそらく、ローエンドのコーヒーメーカーはインスタントコーヒーで事足りてしまうからではないでしょうか。

わざわざ安いコーヒーメーカーを買わずとも、お湯を注げばコーヒーが飲めるインスタント製品があるのだったら、そちらを選ぶという消費者も多いということなのでしょう。

「どうせ買うならきちんとしたコーヒーメーカーを」という消費者の潮流の中、各社とも全自動コーヒーメーカーの開発に注力しているようです。

現在も日々、様々な企業が全自動コーヒーメーカーを世に送り出しています。

その結果、プロが淹れるハンドドリップと同じレベルのコーヒーメーカーが、一般家庭や小規模オフィスにも普及するようになりました。

全自動コーヒーメーカーのメリット・デメリット

ここまで書いていて、全自動のコーヒーメーカーを買うのも悪くないなあと思いはじめてきました。

というのも、正直なところハンドドリップは結構手間がかかります。

普段はコーヒーメーカーで、時々ハンドドリップで、などと用途に分けるのも良いのかもしれません。

それくらい、現在の全自動コーヒーメーカーには目を見張る長所がたくさんあります。

挽き目や蒸らしにこだわるから、安定して高品質の味が出せる

安定して美味しいコーヒーを作るのは、機械ならではでしょう。

人間業ではかなりの熟練を要します。

ひと昔前までは、まともに蒸らしのできないコーヒーメーカーもありました。

私が10年前に使っていたコーヒーメーカー(こちらは粉を自分で挽く半自動タイプでしたが)は、

蒸らし工程など完全に無視して、最初から最後まで同じ勢いでお湯を注ぐタイプのものでした。

湯量の調節などもちろん不可能で、ドリッパーから溢れるほどにお湯を注ぎ続けていました。

今はさすがにそういった製品は少なくなっているようです。

特に全自動コーヒーメーカーともなると、蒸らしや湯量、その他細かい点まで抽出にこだわった製品も多くあります。

業界が培ってきた技能を開発に惜しみなく注ぎ込み、上質な一杯の提供を可能にしています。

ちなみにPASSIONEはグラインダーや蒸らし工程にもこだわっています。珈琲豆を均一に挽くために6段階調整可能なグラインダーを使用した上で、コーヒー粉全体が偏りなく蒸れるように工夫が施されています。

いつでも簡単に美味しいコーヒーが飲めるというのは、全自動のコーヒーメーカーの特権なのでしょう。

お好みに合わせて味を調節できる

機械だから同じ味しか出せない、というわけではありません。

同じ味を出すことは、もはや当たり前。

時代は更にその先に進んでいます。

たとえばPASSIONEはコーヒー豆の挽き方や湯量も調整できます。

カスタマイズすることにより、お好みの味を選べるわけです。

しかも、お気に入りの一杯見つけたら、それを再現することも簡単。

再現性が高い点も、豆から挽いてくれる全自動コーヒーメーカーの魅力でしょう。

デメリットは、メンテナンスが大変なこと

普段の手間が圧倒的に少ない全自動のコーヒーメーカーですが、

その一方でメンテナンスが大変なことは大きなデメリットでしょう。

逆に言えば、手間さえ惜しまなければ猛烈におすすめできるのですが、

実際に手がかかることは否めません。

これはPASSIONEに限らず、また全自動か半自動かを問わず、コーヒーメーカーで美味しい珈琲を淹れつづけるためには必要な負担です。

もちろんハンドドリップでもお手入れは必要なので、コーヒーメーカー特有のデメリットというわけではないのですが。

全自動のコーヒーメーカーは精密機器です。たとえばPASSIONEは2500個ものパーツから成立しています。

きちんとお手入れしていただくことにより、常に最高の一杯をお楽しみいただけます。

なお、メンテナンスが必要である点は、ほとんど全てのコーヒーメーカーに共通しています。

ですのでコーヒーメーカーを選ぶ際には、サポートがしっかりしているかも1つの基準として考えるのが良いでしょう。

全自動のコーヒーメーカーで快適な珈琲生活を

ここまで見てきたように、全自動のコーヒーメーカーの進化は凄まじく、性能が著しく高い製品も多数あります。

ハンドドリップで上手く淹れられないという理由で、コーヒーメーカーを選ばれる方も増えているようです。

一方で、安い買い物ではないことも事実です。

全自動のコーヒーメーカーを検討されている方は、上記のポイントを考慮しながら選んでいただければと思います。

この記事の著者紹介

宮崎ゆう
宮崎ゆう
平成生まれのフリーライター、宮崎ゆうです。大学院修了後、民間企業勤務を経て独立。コーヒーと日々向き合い、コーヒーの記事を書いています。直近の目標はコーヒーを極めるためにエチオピアに行くこと。
カテゴリ:公式サポーター投稿記事
| 投稿日:2019年11月26日 |
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