なぜ水で抽出するの? | 自宅でも飲める水出しコーヒーの魅力とは

2019/09/18

水出しコーヒーやコールドブリューという言葉を聞いたことがあるでしょうか。アメリカで人気になって以来、日本でも少しずつ認知されはじめ、商品化されているものもあります。水出しコーヒーにどんなイメージをお持ちでしょうか。薄そう。コーヒー専門店じゃないと飲めなそう。もしそんな風に思っているとしたら、ぜひこの記事をご覧ください。水出しコーヒーブームの背景やメリット・デメリットの他、自宅で水出しコーヒーを淹れる方法や、おすすめのコーヒー豆をご紹介しています。実は自宅で抽出するのも、方法次第ではとても簡単にできるのです。水出しコーヒーの持つ、通常の淹れ方で飲むコーヒーとは一味違う魅力を解説しましょう。

水出しコーヒーとは

水出しコーヒーとは英語ではCold Brew(コールドブリュー)と呼ばれるコーヒーのことです。これは特定の銘柄を指すのではなく、コーヒーの抽出方法を意味します。一般的にコーヒーはお湯を注いで抽出しますが、水出しコーヒーは、その名の通り水でゆっくりと時間をかけて抽出するコーヒーです。

水出しコーヒーは2015年頃より、アメリカニューヨークを中心に人気に火が付き、やがて日本にも上陸。カフェで飲めるほか、水出しコーヒーをしようした商品をコンビニやスーパーでも見かけるようになりました。水出しでコーヒーを抽出するメリットとして、お湯で淹れるときに強く感じすぎることのある、コーヒーの苦みや酸味を抑えられる点が挙げられます。その結果、コーヒーの豊かな香りは残しつつ、エグみを抑えたすっきりとした味わいを楽しむことができるのです。またお湯で抽出するときに比べて、カフェインの流出も少なくなるため、カフェインレスの摂取量を抑えたいヘルシー志向の方にもおすすめです。

アイスコーヒーと混同されることがありますが、一般的にアイスコーヒーはあくまでお湯で淹れたコーヒーに氷を入れて冷やしたコーヒーを指します。コールドブリューはすでにお分かりの通り、抽出時に水を使用点が異なります。アイスコーヒーは氷を入れることで薄くなりすぎることがありますが、水出しコーヒーの場合は最初から冷たい状態で抽出されるため、そんな心配も要りません。一方水出しコーヒーのデメリットとしては抽出に時間がかかること(8-~12時間かけて抽出することも珍しくない)やコーヒー豆によっては水出しに向かないものもあることなどが挙げられます。

Pouring cold brew coffee

自宅で水出しコーヒーを淹れる方法

水出しコーヒーは専門店でしか飲めないと思っていませんか。決してそんなことはなく、自宅で水出しコーヒーを楽しむことができます。水出しコーヒーの抽出方法は大きく分けて2通りあります。1つ目が水を一滴ずつ挽いた豆に滴下する方法です。これにはコールドブリュワーという専用の機材が必要で、近年では家庭用の機材も販売されているものの、やや難易度が高い方法となります。一方2つ目の浸漬するタイプは、より気軽に初心者でも簡単に抽出できる方法です。こちらは麦茶を作るようなイメージで抽出します。作り方ですが、準備するのは水・コーヒー豆・パック・容器のみです。まずコーヒー豆を入れたパック(茶葉を入れるようなもの) を容器に入れます。次に容器に水を注いだら、1時間ほどコーヒーを抽出します。さらに冷蔵庫で8時間ほど寝かせたら完成です。夜のうちに抽出しておけば、次の朝には冷たく冷えた水出しコーヒーを味わうことができます。

水出しコーヒーにおすすめのコーヒー豆

コーヒーの味を大きく左右するのがコーヒー豆です。特に水出しで抽出する場合、どんな豆を選んだらよいのでしょうか。水出し専用のコーヒー豆も一部存在しますが、まだ一般的ではなく、専用豆じゃないと抽出できないわけでもありません。そこで一般的なコーヒー豆を使う場合のポイントを解説しましょう。水出しの場合、深焙煎のコーヒー豆がおすすめと言われることがあります。水出しするとコーヒーが薄くなる恐れがあるとするからです。しかしこちらは味の好みで選べば良いでしょう。コーヒー豆の種類によって風味や香りは異なるため、一概に言うことはできませんが、酸味のあるコーヒーを飲みたい場合は中焙煎の豆を、苦みのあるコーヒーが好みの場合は深焙煎の豆がおすすめです。浅焙煎の豆は水出しには不向きだということは覚えておくとよいでしょう。

水出しコーヒーのまとめ

アメリカでブームとなって、日本にも上陸した水出しコーヒーは専門店でも取り扱いが増えているほか、商品化されたものが、コンビニやスーパーにも立ち並ぶようになりました。カフェに置かれているサイフォンのイメージからか、抽出には特別な器具が必要に思える水出しコーヒーですが、実は自宅でも気軽に楽しむことができます。時間をかけてじっくり抽出するからこそ生まれる雑味のないすっきりとした味わいを、お店でもご自宅でも試してみてはいかがでしょうか。

カテゴリ:スタッフのコーヒーライフ
| 投稿日:2019年09月18日 |
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