ハワイが生む奇跡のコーヒー豆 | コナコーヒーの特徴・歴史・等級を解説

2019/09/17

日本から毎年およそ150万人以上の旅行客が訪れるハワイには様々な特産物があります。特に日本人に人気のスイーツと言えば、パンキーキ、マカダミアナッツ、ホノルルクッキーなどが挙げられるでしょうか。スイーツと一緒にコーヒーを飲む方も多いですが、ハワイを代表するコーヒー豆こそコナコーヒーです。ハワイのお土産としても定番のコナコーヒーですが、とても貴重なコーヒー豆なのです。こちらではそんなコナコーヒーについて解説しています。その希少性や厳格な格付けを知ると、きっといつものコナコーヒーがさらに美味しく感じられるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

コナコーヒーとは

コナコーヒーとは、ハワイ島南西部にあるコナ地区で栽培されるコーヒー豆のブランドです。その生産量は世界のコーヒー生産量の1%以下しかなく、希少価値の高い高級豆として知られています。コーヒーに詳しくない方でも、ブルーマウンテンやキリマンジャロというコーヒー豆は聞いたことがあるでしょう。これら2つと並んで世界3大コーヒーに位置づけられているのがコナコーヒーなのです。コナコーヒーはその希少性だけが評価されているわけではなく、品質も一級品です。その理由はハワイの優れた自然環境にあります。火山活動によって形成されるハワイの豊かな土壌・標高・日照時間・雨量など、コーヒー栽培にとって絶好の条件が揃っているからこそ、コナコーヒーの高い品質は生まれるのです。ハワイ州の法律では、コナコーヒー豆を10%以上ブレンドしているものであれば、コナ・ブレンドと記載してよいと定められています。そのため市販されるコーヒーの価格も千差万別です。コナコーヒー本来の味を楽しみたければ、値段は高価ですがコナコーヒー豆100%のものを探してみると良いでしょう。

コナコーヒーの歴史

ハワイにおいてのコーヒー栽培の歴史を簡単に紐解いてみましょう。そもそもハワイの地にコーヒーが伝わったのは1825年のことです。当時オアフ島の総督だったボギがブラジルのリオデジャネイロからコーヒー豆の木を持って帰ってきたのがきっかけと言われています。それから15年ほど経った1840年頃には、コナ地区でのコーヒー栽培が本格化していきました。その後、他の地区が害虫被害によってコーヒー栽培から手を引くことを余儀なくされる中、その被害のなかったコナ地区がコーヒー栽培の中心となりました。1885年以降には、コーヒー栽培を目的として日系移民がコナ地区に移り住んでいます。実は、コナコーヒーの発展には日本人も大きく貢献していたのでした。

コナコーヒーの特徴

コーヒー豆は生産地やブランドによって味や香りが異なり、個性が光るのが魅力の一つですが、コナコーヒーの特徴を苦み・酸味・香りから解説しましょう。コナコーヒーの特徴と言えば、まず苦みが少ない点にあります。そのためコーヒーが苦手な人にもおすすめできる一杯です。反対に独特なほどよい酸味を持ち合わせているのもコナコーヒーの特徴です。苦みが抑えられていて酸味があることから、すっきり爽やかな印象を与えてくれます。香りは甘くフルーティーで南国のハワイを思わせます。しかし後味がさっぱりしているため、最後の一口まで飽きずに楽しむことができます。

コナコーヒーの等級

貴重なコナコーヒーはさらに品質で細かく格付けされているのをご存知でしょうか。ハワイ州政府のコーヒー豆の格付けは、とても厳格であることで知られています。100ポンドあたりのコーヒー豆のサイズ・色・香り・欠点豆の数など複数の基準から等級が決められます。コナコーヒーの等級は最上位の「エクストラファンシー」から「ファンシー」「No.1」「セレクト」「プライム」と5つに分類されます。世界のコーヒー生産量の中で、コナコーヒーの生産量は1%以下というのは先述の通りですが、さらにコナコーヒーの中でエクストラファンシーは15%しかないことからも、最高位に格付けされたコーヒー豆はいかに貴重かがわかるでしょう。

この5等級の格付け以外に幻のコナコーヒーと称されるのが「ピーベリー」です。通常コーヒーの実には2粒の豆が入っているものの、稀に1粒だけ入っていることがあります。こうした希少性の高い豆(コナコーヒー全体の3%ほど)がピーベリーと分類されています。ピーベリーの味は濃厚で、通常の豆よりも栄養素が高い分、通常よりもさらに価格が跳ね上がります。偶然の産物としてまさに幻と呼ばれるにふさわしいコーヒー豆。ぜひ一度は味わっていただきたいものです。

コナコーヒーについてまとめ

コナコーヒーの歴史・特徴・等級などについて解説しました。世界3大コーヒーの一つと称されるコナコーヒーがいかに貴重で高品質であるかがお分かりいただけたのではないでしょうか。そんなコナコーヒーの中でも最高峰の等級に分類される「エクストラファンシー」や自然がつくりだす幻の「ピーベリーはまさに世界を代表するコーヒー豆と言えるでしょう。コーヒー豆の奥深さを知れば知るほど、味わいも変わってくるものです。現地ではもちろんのこと、日本のカフェでも見つけた際はぜひお試しください。

カテゴリ:スタッフのコーヒーライフ
| 投稿日:2019年09月17日 |
投稿者: