電動コーヒーミルが豊かにするコーヒータイム

2019/08/13

「コーヒーミル」とは、コーヒー豆を挽いて粉にするための専用のツールです。しかし、単に豆を粉にするだけのものではありません。実は、「コーヒーミル」の性能や使い方次第で、コーヒーのおいしさも左右されるのです。

そこで、豊かなコーヒータイムのための「コーヒーミル」の選び方や使うポイントについてお伝えします。

なぜコーヒーミルを使うのか

コーヒーミルがコーヒーのおいしさも左右するのはなぜでしょうか。

まずは、おいしさにおけるコーヒーミルの役割を見ていきましょう。

飲む直前に粉にする

コーヒーの香りは、豆を粉に挽いたときからどんどん揮発していきます。空気に触れる表面積が増えるため、粉の方が豆の状態よりも、香りの揮発や味の劣化がずっと速く進むのです。コーヒーの持つおいしさを最大限に引き出したいならば、できるだけ飲む直前にコーヒー豆を挽いて粉にするのがよいでしょう。

コーヒーミルを使うよさは、飲む直前に粉に挽ける、という点にあります。

コーヒーの香りを楽しむ時間を作り出す

コーヒー豆に閉じ込められた香りは、豆を挽いた直後に強く立ち昇ります。挽いた豆を買ってくると、挽いた直後の香り漂う時間はすでに過ぎてしまっているといえます。

一方コーヒーミルがあれば、自分で豆を挽いて芳醇な香りの時間を作り出すことができるのです。

抽出方法に合った粉を作る

抽出方法に合った粒度(メッシュ)の粉を作ることができれば、それはコーヒーのおいしさに繋がります。

ところで、コーヒーにはさまざまな抽出方法があります。

コーヒーの粉にお湯を落としてコーヒーを抽出するドリップコーヒーには、ペーパードリップにネルドリップ、ステンレスや銅など金属ドリッパーを使ってドリップできるものもあります。コーヒーマシンもドリップ方式でコーヒーを自動で抽出します。

粉を浸透させて抽出する方法には、フレンチプレスや水出し(ウォータードリップ)などがあります。

専用の機械を使った抽出方法としては、高速抽出するエスプレッソや、フラスコで水の蒸気圧を使うサイフォンなどがあります。

主な抽出方法と粒度の一般的な目安を挙げてみましょう。

ネルドリップ、フレンチプレス 粗挽きから中挽き
ペーパドリップ、コーヒーメーカー 中挽きから中細挽き
サイフォン 粗挽きから中細挽き
水出し 細挽き
エスプレッソ 極細挽き

コーヒーの風味は、コーヒーの粒度だけではなく、コーヒーの種類や抽出時間、使う粉の量など多様な要素のバランスから生まれます。コーヒーミルがあれば粒度を調整できるので、好みの風味を作るための粒度を探ってみるのも楽しいでしょう。

おいしいコーヒーのためのコーヒーミルの条件

コーヒーミルの性能や使い方も、コーヒーのおいしさにも影響を与えます。

では、おいしいコーヒーのためのコーヒーミルの条件とはどんなものでしょうか。

ムラのない均一な粉が作れる

コーヒーの粉の大きさがバラバラだと、濃い抽出、薄い抽出のムラができます。すると抽出がコントロールしにくいため、一定のおいしさのコーヒーを淹れることが難しくなるのです。

このため、均一な粉を作ることのできるミルは、おいしいコーヒーの条件となります。

求める味に合った粒度に設定できる

求める味を抽出する方法に合った粒度に設定できるミルは、おいしさの前提です。

たとえばエスプレッソは短時間で抽出するため、極細挽きに対応できるミルが必要になるのです。

熱の発生をできるだけ抑えることができる

コーヒーミルで豆を挽いて粉にする方式は、臼状のものですりつぶす方式(グラインド)や、刃で切り刻む方式(カッティング)などがあります。いずれの方式も、豆を粉砕するときには熱が発生します。挽いている粉が高温にさらされると、コーヒーの味にも影響を与えることがあります。おいしいコーヒーのためには、できるだけ熱の発生を抑えられるミルが優秀だといえます。

微粉を取り除く掃除がしやすい

コーヒー豆を粉砕して粉にする際には、静電気によって微粉がミルの刃や内部に付着します。微粉がミル内に溜まっていくと、酸化して味の劣化につながるだけでなく、刃の回転が悪くなることもあります。

おいしいコーヒーのためにも、コーヒーミルは掃除をしやすい構造のものを選ぶとよいでしょう。

コーヒーミルは手動か電動か

コーヒーミルを選ぶ際に、「手動」か「電動(自動)」かについて悩む人も多いようです。

デザインや使い勝手も含めると好みの問題でもありますが、おいしいコーヒータイムを求めるにあたってお勧めするのは、電動コーヒーミルです。

手動ミルで豆を挽く姿には、なんとなく憧れる人も多いのではないでしょうか。

しかし日常的にコーヒーを飲むことを考えると、手動ミルは時間と手間がかかる上に、均一の粉を作ったり粒度の調整をしたりするのが難しいのも事実です。挽くことができる粉も少量です。

手動ミルは、持ち運びがしやすいコンパクトなものでアウトドアでもコーヒーを楽しんだり、豆を挽くという行為自体を楽しんだりする場合に向いています。

一方電動コーヒーミルは、簡単に均一の粉を作ることができるので、手軽においしいコーヒーを味わうのに向いているといえます。

実は大切なコーヒーミル選び

豆を挽いて粉にするだけではなく、コーヒーのおいしさをも左右する重要なツールである「コーヒーミル」。

おいしいコーヒーを求める方には、コーヒーを豆で購入し、飲む直前に電動コーヒーミルで挽いて粉にすることをお勧めします。

コーヒーミルを上手に選んで使うことで、さらに豊かなコーヒータイムを実感できるでしょう。

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カテゴリ:スタッフのコーヒーライフ
| 投稿日:2019年08月13日 |
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